クラウドを利用したシステムの設計構築がすっかり当たり前になってきて、ユーザ側でもある程度専門的な知識をつけてきている方が増えてきました。
フルスタックテクノロジーコンサルタントとしては、ユーザ側と同レベルの知識だけでは、クライアントにより良い提案をしていくことはできないので、クライアントよりも新しくかつ深い知識を習得することは、必要不可欠です。
ここでは、その知識を証明できるよう、代表的な資格である、AWS 認定 Solutions ArchitectのAssociate levelの取得に向け、私が勉強した内容を公開していきます!
AWSのサービスは百数十を数え、いったい何をどこから手を付けていいかわかりづらいと思いますので、カテゴリごとに体系的に情報を整理したので、是非情報整理の参考にしていただければと思います。なお、ここで書いてあることのみを丸暗記することで試験合格を保証するものではありません。また、AWSのブラックベルトやホワイトペーパーなどの資料もきちんと確認もしてくださいね。
④RDSとその他DB
RDSとそれ以外のいくつかのDBについてです。これはマネージドサービスのデータベースです。
これが、私のまとめ資料です。(誤字脱字誤謬ご容赦ください)1.RDSのDBエンジン
RDSは、フルマネージドの、リレーショナルデータベースです。
利用できるデータベースは以下の6種類です- Oracle DB
- SQL Server
- Postgre SQL
- MySQL
- Amazon Aurora
- Maria DB
2.RDSの特徴
- VPC内の任意のサブネットで、仮想インスタンスとして立ち上げます。(EC2インスタンスを自分で立ち上げ、そのうえにOracle DBなどをインストールするのと、動作は同じです)
- マルチAZでActive-Standby構成(Master- Slave構成)
-
リードレプリカ
- 読み取り専用のDBインスタンスを作成
- ソース DB インスタンスのスナップショットを使用して、2 番目の DB インスタンスを作成
- ソース DB インスタンスが変更されるたびに、非同期レプリケーションを使用して、リードレプリカが更新される
- Postgre SQL、 MySQL、 Amazon Aurora、 Maria DB、の4種類のみ。
3.RDSの運用/セキュリティ関連機能
スナップショットとリストア
- 自動的にバックアップ取得
- スナップショット、トランザクションログはバックエンドのS3に保管される
- 1日1回指定した時間にスナップショットを取得
- スナップショットの保存期間は、最大35日
ソフトウェアメンテナンス
- ソフトウェアメンテナンス(パッチアップ)をマネージドで管理
- メンテナンスウインドウに指定した曜日・時間に、ソフトウェアのパッチアップがマネージドで実施される
- ※ただし、毎週行われるわけではなく、数か月に一度の頻度程度。
監視
- Cloud Watchによる監視=60秒間隔
イベント通知
- SNS(Simple Notification Service)と連携し、発生したイベントの通知が可能
DB暗号化
- AES-256による暗号化が可能。
- 対象:DBインスタンス、自動バックアップデータ、リードレプリカ、スナップショット
- 鍵管理:KMSで管理
4.DynamoDB
- フルマネージドなNoSQLデータベース(key-valueストアおよびドキュメントデータベース)
- データ操作をGET/PUTでおこなうアプリケーション向け
結果整合性
- デフォルトでは結果整合性…DynamoDB テーブルからの読み込みオペレーションの応答には、最近の書き込みオペレーションの結果が反映されていないことがある。応答には古いデータが含まれる場合があります。少し時間がたってから読み込みリクエストを繰り返すと、応答で最新のデータが返されます
強力な整合性
- 強力な整合性のある読み込み(ConsistentRead パラメータをtrue)をリクエストすると、DynamoDB は成功した以前のすべての書き込みオペレーションからの更新が反映された最新データの応答を返す。
5.RedShift
- フルマネージドなDWH(データウェアハウス)
- Amazon Redshift クラスターは、リーダーノードと 1 つ以上のコンピューティングノードから構成される
- カラムナー(列指向)データベース。DWHは、カラムに対する集計関数(合計や平均など)の実行が基本になるため、カラムごとにデータをブロック化して保持し、処理の高速化を実現。
6.Elasticache
- フルマネージドなキャッシュサービス
- オープンソースのインメモリデータストアRedis、Memcachedから選択。
繰り返しになりますが、ここで書いてあることのみを丸暗記することで試験合格を保証するものではありません。また、AWSのブラックベルトやホワイトペーパーなどの資料もきちんと確認もしてくださいね。
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